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March 19 杭州的発想 花は満開
いうまでもなく、花とは、わたしの好きなあの白い花。
いうまでもなく、いまだに名前を区別して呼べませんが。
あれよあれよと言う間に、どうやら満開のようす。
ここ杭州は、うれしいことにどこでも見られます。
今日は仕事で川(銭塘江)向こうまで行く道なりに、
まるで並木のようにつづくこの花が、満開でわたしを迎えてくれました。
見惚れることのできる花 止まれぬ車がうらめしい
通り過ぎてゆく花たちを目で追うように眺めていると、
わたしの隣に座った同僚がポツリ、でも大きな声で、つぶやいた。
今度、この辺へゆっくりお茶でも飲みに来なくちゃね
最近はわたしの倍以上も忙しく駆け回っている彼女の“来なくちゃ”には
つくづく同感しつつ、
実は自分の脳裏にも同じような光景が願望として浮かんでいたことに気付き、
うわぁ!これぞ杭州的発想。
花を見ながらお茶を飲む・・揺れる木陰のもとでお茶を飲む・・・
こんなことが割りと簡単に実現できてしまう地理的条件に恵まれたここ杭州に
長く住み着いたわたしの頭はすでにかなり地元化しているらしい。
杭州の人たちは・・・少なくともわたしの知っている人たちはほとんど、
ちょっと気候がよくなるとすぐ、さきほどの同僚の言ったような台詞を口にする。
そしてわたしの頭もすでに十分に、
別に花の季節でなくても、
日の光が明るく窓辺を照らすと
心地良い風が首元をなぞってゆくと
うっ、お茶でも飲みにゆきたい・・・
日本なら都会の喫茶店でも思い浮かべるところだろうけど
わたしの脳裏に浮かぶのは湖の見える緑の木陰になっている。
そこで半日いや、一日でも平気で時間を過ごす・・・・
これがわたしの お茶する イメージ。
そういえば、わたしの大好きなこの白い花のもとでお茶を飲んだことはまだない。
あの柔らかく暖かそうな白い花陰でお茶を飲めたら。。。
なんて妄想を充満させているうちに、花が散ってしまいそうだ。
わたしは あすも 車に揺られる。。。
March 10 どちらでも。 こぶし?はくもくれん?
いちおう。ひとこと。
どちらも花の名前です。
最近仕事の都合上、昼間のバスに揺られることが多い。
ラッシュの朝や夜遅くより、近視の目にもそれなりにはっきりした景色が見られる。
そんなわたしの目にうれしい情景が飛び込んできた。
バスはそんなわたしのわくわくにはお構いなしに
とおりすぎてゆく。。。
目はその情景を追い、わたしの首は180度回転。
あ!大好きな花が咲いてる!
あれはこぶし?はくもくれん?
実は一番好きな花でありながら、わたしにはすぐに区別できない。
区別できないから、わたしの中では一つの花になっている。
結局のところ、どちらでもいい・・という話なのだけど
ここに書く以上は・・・とネットで調べてみた。
どちらも同じ種の花で、
・・・・・よかった。もし違う種だったら、自然に悪意を感じるところだった・・・・・
花びらが細めで全開するのがこぶし。
花びらが幅広で、チューリップのように咲くのがはくもくれん。
なるほど。
写真を見ながら説明を読むと、そうか、なんだ割りにわかりやすい区別じゃないか。。。
仮にも自分の一番好きな花。
これからは、自信を持って区別できるぞ!
“これはね、わたしの一番好きな花なんだぁ、こぶしっていうんだよ”
“あれはね、わたしが一番好きな花で、白木蓮っていうんだ、知ってる?”
友人や知人に話す情景が目に浮かぶ。
が。
あ・・・・・。
バスの中から、チェックしておいた木を、今日改めて見に行って唖然とした。
開いてるからこぶし・・・いや、あれは蕾んでるからやはり白木蓮・・・?
開いて咲くこぶしだって、開き始めは蕾んでるだろうし、
蕾んで咲く白木蓮だって、咲き終わりは開くだろうし・・・そうチューリップのように。
これじゃぁ、わからない。
結局、区別できないままでいる。
実のところ、区別できようができまいが、わたしにとってはあまり大きな問題ではないし。
区別してもしなくても、花の美しさに変わりなし。
花が咲いてるか咲いてないか見られるか見られないかが関心所なのだけど。
昨日の晩、目に浮かんだあの想像場面はどうなるのだろう。。
“これね、わたしの一番好きな花なんだぁ、
もしかしたら こぶし、もしかしたら白木蓮っていうんだよぉ”
ちょっと変かな。
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